透かし百合とデンファレ

透かし百合とデンファレ
油彩 F6号(410×318mm) 2001年頃制作

私が描く油絵は厚塗りが多いのですが、それを極力おさえて薄塗りの作品です。薄塗りの絵は自分では何となく素朴な感じがしていて、物足りなさも覚えます。
油絵を描いていてよく思うのは、まず水彩と違って油絵の具の乾くのが遅いということ。そして、うまく言えませんが水彩と平行して油彩を描くと、私はしばしば混乱します。あまりに違う画材だからです。
でも作品的には描き手が同じだと水彩も油彩も同じような雰囲気になるのでは、とも思っています。
相反するかもしれないけど油彩であっても、油絵の具の特性である画材の強さを活かしながら、かつ水彩のように優しくて癒しのある絵が描けたらと念じています。 2006.9.11