![]() |
池のある5月の公園にて(調布市多摩川)
透明水彩 F6号(410×318mm)2006年5月制作
薄日の射す写生には絶好の日。黄ショウブが満開でした。
くっきりと池にも、まるで鏡みたいに黄ショウブが映り込んでいましたが、そのまま描くと池の表現ができないと感じました。
またある部分は水は黒っぽく見えることが多いのですが、そのまま描くと水になりません、やはり水色か青で表現したほうが良いようです。
この作品は現場で描いただけの、手直しなしの描きっぱなしの絵なのですが、私の描き方は絵の具を濃いめに塗る、補色どおしを重ねるなど画面の上で違う色を上に塗る(重色)、部分部分不透明っぽく塗るのが特徴なので、これが早く描くコツのひとつなのでは、と思っています。
でも悩みながら描いていますよ。水彩は一気呵成が勝負なので、えいやっと偶然でも良い絵が出来たらいいなという所でしょうか。
かたわらの水辺で蝶がしきりに花の蜜を吸い舞い踊り、今度はその様を描きたい気分でしたが、ちょっとでも私が動くと蝶はサッと逃げてまた寄ってくるという具合で、また次の機会には蝶を描こうと思いました。
その日は風景画を描くのに薄曇りのあまり暑すぎない絶好の日和で、爽やかでした。 2006.5.22

